生命保険社医は知っている(今井夏三)

丸の内生命(仮)の元社医が書いた、大手生命保険会社の実態です。グループ会社をモデルにして、タイヤが空を飛んだWOWOWドラマも作られました。2018年夏には映画も公開されています

2018年08月

雑誌掲載号の1994年の12月号では、表紙の裏に大和(やまと)生命の特別養老保険のイメージ全面広告が載っていた。大和生命はその後2008年10月に破綻するのだが、当時生命保険社医の記事があると知っていたら広告を出稿していたのだろうか?
連載後、単行本になる前に阪神・淡路大震災とオウムサリン事件が発生した。
そのような大事件で単行本を出すどころではなくなったのか、それまで宝島30NONFICTIONのシリーズは全国紙の新聞広告もあったりしたのだが、自分の時は広告は一切なしで宝島30での告知もなし。唯一別冊宝島238「闇ブローカーの世界 」で告知広告が掲載された。
しかし、「生命保険社医は知っている」の次に出るはずだった単行本は、すでに告知もされていたのにとうとう発売が中止(うやむや?)になり、自分の本がシリーズ最後の本となった。
もし、阪神・淡路大震災とオウムサリン事件発生がもう少し早ければ、「生命保険社医は知っている」も中止になっていたかもしれない

当時雑誌に掲載された、超レアな表紙がこれ
表紙には、大手生命保険会社・現役社医が告白する
保険加入診査の舞台裏! とある
表紙立体イラストレーション 野崎一人   表紙撮影 任博
SAVE0161


こちらには、生命保険会社・社医の告白
「保険査定の」舞台裏!とある
表紙立体イラストレーション 野崎一人   表紙撮影 任博
SAVE0160

単行本用の完成原稿は雑誌に2号にわたって掲載された。さすがに、いきなり単行本にはしないようである。
持ち込んだ元原稿「丸の内生命社医の裏日記」の一部を、ゴーストリライターが雑誌用の原稿に。自分は締め切り直前に送られてきた、雑誌用原稿の校正をしたのみで楽なのはいいが、中身については細かく口を出すことはできない。
本に書いた通り、丸の内生命から嫌がらせの年度途中異例の1000km遠方転勤で、会社の内幕を詳しく書くことに決めたのだが、雑誌掲載号は転勤先で発売された。
転勤先のセンター長は、元上司のトンデモK多センター長とは違ってまともな人だった。しかし、雑誌を読んだらしい新しい上司のセンター長は雑誌の記事を書いたのが同じ部屋にいる私だとは気づかず、最大手の大日生命のことだと思ってセンターの他の人と雑談していた。
そのセンター長には少し悪いことをしてしまった気がする。
まあ、私の転勤前の上司が私の悪口を本社にせっせと進言し、なんとか私を追い出すために最低評価を人事部に報告するK多センター長でなければ、もしかして今でも丸の内生命に残っていてこんな本を書くことはなかったかもしれない。

宝島社近くの喫茶店で会ったのは、後に「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で大ベストセラーを出した橘玲氏。


日本版の金持ち父さん貧乏父さんといったような本であるが、読んだ人は多いことだろう。
最近では、「言ってはいけない 残酷すぎる真実」といった大ベストセラーも出している。


ベストセラーではないが、小説の「亜玖夢博士の経済入門」もとても面白い


今は週刊プレイボーイでコラム連載中の橘玲に見てもらい、雑誌の掲載が決まった

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