特別条件をくつがえせ!
特別条件がついて保険料が割増になると、契約は非常に流れやすい。そこで営業所はなんとか特別条件をひっくり返そうとする。血圧が200近くで不整脈もあり、尿から糖も蛋白も出ている人が、いつの間にか正常決定で通ったりする。

やっぱり「コネ」と「カネ」の裏ルート契約
不健康な人が特別条件をひっくり返す場合、契約の保険金額がものを言う。重要人物なら、いくら健康状態が悪くとも普通決定で保険に入れる。
健康状態が悪い社長の場合、従業員の契約を目論んで・また取引先の紹介を期待して特別条件はひっくり返る。
契約部から
「個別状況によっては、特別条件をなんとかできるので(VIP顧客の)情報を提供するように」という文書が出たこともあった。
診査自体は高額契約の方が厳しいが、査定は甘くなっているのでそれなりに釣り合いは取れているのかも。

契約成立への裏技
不健康な人が契約を通す大技もある。往診に来た社医の態度が悪いと難癖をつけ、本社に怒鳴り込むのである。健康状態の問題から社医の態度の問題へと話のすり替えに成功すると、診察や尿検査など何もしなくとも契約が成立することがある。
ただし、これは大技だけあって失敗すると間抜けなことになる。

診査承認と契約成立は違う
入院給付金をもらったり、診査で異常所見が見つかると会社のデータベースに載る。こうなると、診査をうけるにはあらかじめ契約部に許可が必要となる。
しかし、診査承認が下りたからといって、特別条件がなくなるわけではない。承認が下りると、もう契約が成立したかのように勘違いしている外務員もいるが、「社医に限る」といったものはとくに普通条件にはなりにくい。

運悪く二年以内に死亡したときは
契約後二年以内に死亡することを早期死亡という。二年以内の死亡では告知義務違反を問われて契約解除になることがあるが、診査で見逃しがあったり、:契約部が死にそうな病気を承知で通した場合や、外務員のそそのかされて嘘を言ったことが証明できた場合には支払われることもある。

病気を隠していても保険金がもらえる場合
損害保険と違い、生命保険では半損とか何割過失とかの中間がなく、まったく出ないか全額出るかの二択となる。二年以内に死亡した場合は調査が入るのだが、生命保険では告知義務違反が非常に多い。
二年以内に死亡した場合での支払い査定では、告知義務違反の有無と重要度・死亡との因果関係・病気の自覚・会社過失などを総合的に判断することになるので、そこについて詳しく説明をする。結局、、ついても困らない嘘はある。

自殺では保険金はもらえないか
かつては加入後二年以内の自殺には保険金が支払われなかったが、加入後一年以上経過していれば支払われるようになった。これは、自殺しようと思い立ってから一年以上も生きていないと会社が思っているからではない。免責の一年を過ぎても、告知内容によっては契約解除になる場合もある。
現在では自殺の免責期間を2~3年としている保険会社が多く、会社によって異なるので注意が必要である。

加入を断られたとき・・・他の保険会社なら入れる?
損害保険と違って、保険会社は1社のブラックリストに載っても他社に入れないわけではない。情報交換がされているものとされていないものを解説する。