目次だけではよくわからないと思うので、本のさわりの紹介

第一章 入社するまで
生命保険の社医になるためには、まず医師免許を持っていなければならないが、どうやって入社するのか?
学生時代に会社訪問をして就職活動をして入社するわけではない。当時は雑誌の求人広告を見て応募する者が多かった。
生命保険社医の希望者は少なく、応募すればまず採用された時代もあり、ニセ医者を採用してしまった会社もあった。しかし、臨床医に対して保険会社社医の相対的魅力がアップすると、保険会社も採用に強気に出るようになった。
入社した後の研修はせいぜい1週間であっという間に独り立ち。配属先で明暗を分けるが、地方駐在社医として配属されると労働条件は悪くなり、日曜でも深夜でも自宅に営業所から電話がかかってきたりもする。
まあ、最初は「先生、先生と」おだてられても結局は会社にとっては社医は使い捨て要員。会社の中での階級は低く、結局半ば追い出されるようにして辞める社医が多い。
さて、一社医として私が何を見、体験したのか書いていこう